viola、始めました 発表会編

ついにこの日がやってきた!

出番は夜なので、夕方にピアノの先生と最終合わせ。不安な箇所が大きく2つあって、そこはやっぱりテンポもポジションも怪しくなる。心配すぎる。
最後に先生に注意されたのは、左手はだいぶついてこれているから、右手の腕の重みを活かすこと、楽器を鳴らすことの2つ。
そういえば、最初の頃に、左手は取っつきにくくて難しく感じるけれど、実は本当に難しいのは右手のボウイングなんだよ、と言われたなぁ、と思い出す。(しかして、それを今さらに受け入れられる余裕はなく・・・)

本番は、相当ひどかった・・・。曲が止まりこそしなかった(でも、それはピアノの先生のおかげだと思う)けれど、音にならないことや間違えることはざらで、間違える度に心の焦りも拍車がかかり、また音が・・・の悪循環。そんな中で、ほんの1カ所だけ、ピアノと共にフレーズを奏でられた部分があって、それはとても気持ちよかった。
夫の人の感想は、音の鳴りはまだまだだけど、耳を使って弾いてる感じがしたよ、間違えても立ち直れてた、とのことでした。まぁそんなもんだよなー。


思えば、長いこと楽器は続けてきたけど、ソロは初めて。しかも、こんなに練習不足で、曲がままならない状態で出たのも初めて。それでも、一瞬でも曲を奏でられたことが、本当に楽しかった。
いままで音楽とはなんぞやなんて考えてたことが、ばかばかしく思えるくらい、「1フレーズを奏でる」ことの難しさ、楽しさ、大事さが身にしみた。そうだそうだ、この難しさと楽しさを実感することが出来るのが、音楽だ。

総じて、楽しかったなー。また、よろしく。