夜に、対話する音・詩・音・世界へ「半島の唄 島の唄」を聴きに行った。
ピアノ+打楽器+箏+詩人による、現代音楽。拍もメロディも取りきれない、独特の音楽。

聴き始めは、リズムの取れなさに気持ち悪さを感じたけれど、「拍」の概念を取っ払ってしまえば、音の連なりに気持ちよさすら感じるようになった。例えば、47拍の音楽と言われて必要なことは、47拍を数えるのではなくてその「流れ」に乗れればいいのだ。

詩人のパフォーマンスもすごくって、世の中まだまだすごい奴がいるとびっくりする。「よしだかずこさん84さい!」なんて絶叫が、まだ耳に残ってる。